水底ガムシロップ

世の中わかんないことばっかりだ

【SideM】足元照らすほの灯り【Fruitiful Fruits Live!】

BNM終わったわたし「いや~アニバ…どうなってしまうんだ…でももしここまでの予想がカスりでもしていたとしたらもう一回くらいお膳立てというか、何か挟んできそうな感じはあるな…

…Side Memoriesか?そうなのか?」

 

Pの予想を裏切るのが大好きな担当アイドル「ベスゲだと思ったー?箱でフルーツですよー」

わたし「は?」

 

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Fruitiful Fruits Live!お疲れさまでした。

まさかのもふとの初共演、BNMを挟んでまたしてもマラソンしかも箱ベスゲじゃないんかい!!という想定外の事態で手厚さを感じますね。何のとは言いませんが。

 

いつも以上にまとまってないんですが元々人に見せるというより自分で整理して見返して泣く用に書いてたやつなのでいいか…と放り出しましたのでよろしくお願いします。全部こじつけ!こじつけ大好き!!妄想と公式と現実の区別がつかない!許して!

 

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恐らく今回Legendersにもたらされたのは暗闇の道を照らす灯りを、

今より明るく、もっと広がるようにする方法だったんだと思う。

道を塞ぐものを見つけるのではなく、先へ進む方法でもなく、

三人で約束された未来へ進むための灯りが、より煌きを増したのではないかと。

 

 

・「変わるって悪いことなのか?」

言わずもがな、今回の最重要キーワード。橘志狼くんはすごい。

 

想楽は変わることに対して大なり小なり不安があった。

自分が変わる事、に対してもだが、

今回直接スポットが当たったのは「兄との関係」、

もう少し広げると他人とのつながりの変化に対して悲観的だった。

 

対して志狼くんは上記の言葉を返す。

背は伸びるし、昨日できなかったことはできるようになるし、と。

 

大した話ではないのだけど、さりげなくこの志狼くんの発言は想楽と主語が違う。

だから厳密にはこのへん、話が噛み合ってないのだ。

 

想楽の「変わった対象」はお兄さんとの「関係」で、

志狼くんの「変わる対象」は自分を指している。

 

それを子供特有の「難しいことはよくわかんねーけど」でうまく主語の違いを曖昧にしているのだ。

多分実際志狼くんは想楽が何に対して不安な思いを抱いているのかよくわかってない。

でもだからこそ、純粋な子供の視点からの、

自分であれ他人との関係であれ「変わる事は悪い事じゃないよ」というまっすぐなメッセージとして、

複雑な子供と大人の狭間で揺らぎ、生半可な言葉が通じない19歳の北村想楽にも届いたのだ。

 

この辺りは本当にライターがうますぎると思った。こと北村想楽の心を打つのは難しい。

それをこなせる役割を唯一持っていたのが、想楽が失いかけている「子供」としての側面から全力で訴えかけてくるもふもふえんのメンバーだったというのがまた良い。

 

そして誰もが連想するであろう、Symphonic Braveの

「出会いが君を変えてしまう事を恐れないでいい、信じて選んでほしい」。

思わず見上げちゃいますね…空を…しんどいですね…尊いですね…

 

あとライターベタ褒めボーナスタイムとしてもう一個あって、

志狼くんはお兄ちゃんとの関係を「仲、いいかなあ?べつに、普通だと思うけど」と言い、

想楽は「特に仲が悪いってわけでもないけど」と言う。

この、この恐らく同じ意味で発言してるのに二人の考え方の根幹がよく表れてるこの差~~~!!!!なんだこれ!!!すごくないですか?!?!?

志狼くんは「普通」って言うところを想楽は「悪いってわけじゃない」って言うんですよ。想楽のこう、根を詰めていくと見える悲観主義なところがちらっと見えてめっちゃ古き良き(よくはないかもしれない)日ノ本の人間の気質を感じて私はとても興奮しました。

 

 

 

 

・「誰かのために」の連鎖

今回のストーリーでかなり大がかりに取り上げられたのがテーピングの話題。

知っての通りクリスさんはジャズの時に麗さんにテーピングを教わり、

直前の一コマでテーピング範囲を広げ、

そして今回のFFLと一コマの間も何度も想楽にテーピングをしていたというのが想楽の台詞から読み取れる。

(BNMのあたりでもうテーピングはしていた可能性があるが、直接的な証拠がないのでクリスさんの髪をいじる想楽くんがかわいかった事しかわからない) 

 

元々Legendersはビジネスライクの関係だったし他43人と比べて後輩で、「誰かに何かをしてあげる」事がとても遠い立場だった。

それは本人たちが過干渉を良しとしないスタンスであったのもあるし、彼らのハングリー精神を尊重した他ユニットのアイドルたちの配慮あっての事だ。

しかも結成当時のモバでの環境はステと比較しようもないレベルのサバンナ具合で、何をするにも暗中模索、他人を気遣う余裕など本当は欠片も存在しなかったのだ。

 

少なくとも、想楽とクリスはそうだったように見える。

だから雨彦のフォローが際立っていたし、バランスも成立していたのだ。

 

余裕のなさについてはモバではそんなに明示されていない(というよりは三人とも見せないのがうまいのだろう)が、個人的には2ndライブの中の人達の方に如実に現れている気がする。

私は初めて2ndのレジェを見た時に、想像をはるかに上回る重圧が彼ら6人にあった事を知った。

担当を決めたのも、多分そのタイミングだったと思う。

 

ウエディングを経て、クリスマスを経て、

(よく考えてみればこの二つのイベントはモバの中でも特別に強い衝撃のあるやつで、これを立て続けに食らった2017年はLegendersにとって相当な激動の時期だったのだろう)

 アートコレクション・パイレーツ・リーズナー…と段々とお互いの事に目を向ける余裕が生まれてきた。

仕事でも「新人」感は薄れ、元々対等に見てくれていた先輩アイドル達とも何の色眼鏡もなく横に並びたてるくらい頼もしくなった。

SeasideLiveで「僕たちはこの「名前のない関係」でいいの?」という問いに「それはBeitとは形の違う「信頼」なのさ」と答え、

夜の音楽祭で「他人から何かをしてもらって、それを自分もやろうとする」姿勢を得た。険しい道でも妥協せずもがけば、成功できる事を知り、

Brand New Me!で新しい事にぶつかり、変化する自分を楽しむ余裕までできた。

それから「誰かに何かをしてあげる」事を。

 

他人への気遣い、というのは得てして難しいものだがジャズから始まった麗→クリス→想楽→志狼のテーピング連鎖は本当によくぞここまで成長してくれたと感極まってしまうところがある。

見えない糸の暗示、という説も見てなるほどな~と思った。見えるようになったのかもしれない。

 

「誰かの為に」何かをすることができるようになったクリスと想楽。

二人の間でそのやりとりはもう何度か行われている。となれば、

程なくしてもう一人のユニットメンバーにも、何かアプローチがあるのではないか。

 

常に周りをよく見ていて、フォローがうまくて、

いつも「誰かの為」に動き、

そのくせ他人にとっての「誰か」に自分を入れられることを、もしかしたら知ってすらいないかもしれない人間に。

 

兆しはもうある。誕生日のプレゼントを、2018年は初めて「残り二人で」買いに行っている。

一コマでもある通り、距離は縮まりつつある。

 

確実に時が近づいてきている。

気がする。

 

・Legendersと「13」

よく話している他Pが言っていて衝撃だったのが「陰陽師で雨彦が「俺の事はいいだろう」と突き放したのも、今回変わることを恐れないでいいと想楽が気が付いたのもストーリー13だ」という話だ。

他のマラソンストーリーをざっと読み返したが、大体話のキーになる話数はラストの事が多い。ところがレジェの直近二回のマラソンは全て「13」が特大のキーになっている。

13とは12の向こう。時計をモチーフにするユニットとして、未来の示唆なのかもしれない。

「いやでもウエディングがある」と思ったが、あの段階では雨彦どころか想楽もクリスも問題を抱えていた時期だった。誰も時計の針が動いていない状態だったなら…

 

 

・縮む距離と縮まらない距離

BNMの時もそうだったが想楽とクリスの交流が微笑ましい。Pの知らない所でテーピングしてもらってたのもそうだけど、BNMでの髪を結ってあげる話も相当「そそそそそそそssそんなに仲いいんですか!!?!??」だった。

 

このへんから妄言めいてくるので本当に気にしないでほしいんですけど、私は心配性の雨彦Pなので邪推してしまうんですよ。

直近イベントでクリスと想楽が仲良くしてるというよりは、「雨彦が本来あるべき距離以上に想楽とクリスから引いたところにいる」状態なのではないかと…

 

恐すぎるのでこの話はここから考えてない。頭のいいPさんが多分考えてくれる

 

 

 ・もう全然関係なさそうな話

スカウトメダルでレジェ最初のイベントであるチェスの雨彦が来たじゃないですか。

ちょうど今回のフルーツイベとも被っててガシャ画面にレジェが全員いるという珍しい状態でどこ見ても担当だワーイ!って毎日見てたんですが、

想楽くんが今回モバだと初めて(?)(不安になってきた)かわいい主体の衣装で、クリスさんも撮影でしっかり魅力的なポーズと表情ができるようになっていて、

それを踏まえてチェスの雨彦を見ると、本当に勘違いされそうなので断っておくと私は雨彦が大好きなのですが良くも悪くも変わってないんだなと…思ってしまって…

関係なければいいなと願うばかりです。最近雨彦のSRめっちゃ復刻するよね! さいめもでも来るんですかね!?!?!

 

・今度こそ絶対に関係ない話

復刻と言えば不滅の海賊船フルボイスおめでとうございます。レジェンド号の三人はレジェ劇中劇の中でも一番大好きなので気が狂いました。

うっかり回さないように気を付けます。

 

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【結論は?】

アニバ怖い…助けて…マラソン上位で掘り下げ来るの怖すぎるからビンゴでいいけどここまでやってんならいっそすがすがしく殺してほしい…