水底ガムシロップ

世の中わかんないことばっかりだ

【SideM】葛之葉雨彦は問題児である

※書いてる人が雨彦担当なので贔屓目が多いのは勘弁してください

※妄想と考察の区別がついていないのは許してください

 

 

葛之葉雨彦はこの世にアイドルとしてデビューしてからごく最近まで順風満帆、いうなれば「ちょっとミステリアスなだけで何も問題を抱えていない善人」だった。

正確に言うと違う。「問題が非常に見えづらい状態にあった」。

 

時を同じくデビューした北村想楽と古論クリスがほとんど一目でわかるレベルの問題を抱えていたのとその解決にしばらくスポットが当たっていた事、そして雨彦が迷う二人に「お前さんたちの道は、間違っちゃいない」と背中を押す役割だった事も手伝って、「雨彦本人が抱える問題」には殆ど触れられることがなかったのだ。

これはシナリオ製作側の意図が含まれているのかはわからない。

でも事実、古論クリスの成長(ウエディング)、北村想楽の成長(クリスマス2017)までにあった雨彦SRのイベントたるチェス、華符演舞祭、不滅の海賊船は雨彦のバックボーンに触れはしたが現在抱えている大きな問題には触れられなかった。

 

クリスと想楽が目に見えて一段上のステップに進んだ今になって初めて、雨彦の抱える大問題が見えるようになった。それも二つ。

 

 

問題点1

雨彦は自分がこれからどうすべきなのかを迷っている。

もしかしたら、その迷っている事すらわかっていないかもしれない。

 

問題点2

雨彦は自分の事を大事にしていない。

その事について、想楽とクリスがわだかまりを覚えていることに恐らく気が付いていない。

 

1について

・その片鱗が初めて見えていたのは2ndStageのSR+、な気がする。

「いっそのこと、こっちを本道にしちまおうか」はわりと衝撃だった。

つまり掃除屋が本業でアイドルは副業、というスタンスを雨彦はまだ捨てていない。

でも目に見える掃除の実績はマイデスクの台詞の端々と、あとチェスのストーリーくらいしかない。雨彦の予想に反して掃除の必要がない仕事が多かったから。

アイドルとして過ごす時間が増えてきているのは確かだ。でも家系の話を見るにそう簡単に捨てられるお仕事でもないのだろう。

ここでのポイントは「雨彦はまだ、アイドル業を本気でやってない」事だ。

断っておくが雨彦の仕事ぶりに不満があるわけじゃない。

むしろ完璧にこなしているからこそ、それで副業状態なのかよ…本気になったらどうなってしまうんだ…という感じ。

 

・その次に触れていたのはジャズのストーリーだ。

私も端々に違和感は感じていたが、別のPさんが言葉にしていてくれたのでやっと気が付けたレベルでうっすらと伏線が張られている。

当て振りを拒否して懸命にサックスの練習をする想楽に「お前さんはてっきり当て振りの申し出を受けると思っていたんだが」と言う雨彦だ。

 

正直そこの台詞の違和感がすごくて、なんでこんなこと言うんだ…?とずっと考えていた。でも「なんでこんなこと言うんだ…?」と思った理由もわからなかった。

言ってるわりに自分も想楽とクリスに合わせて練習をきっちり重ねて本番も成功させてるし、そもそもサボリ魔な性質はないはずだし、「他人に、程度はあれネガティブな予想を伝える」雨彦はイメージになかった。

 

で、その解釈をツイッターで見てた時に衝撃だったのが「雨彦は元々想楽側(冷静)とクリス側(情熱)だと想楽側につくことが多かったのだが、今回想楽がクリスと同じように熱くなってしまってるのを目の当たりにして初めて『自分はどうするべきなのか』を迷い始めている」という説だ。

やばいと思った。私のイメージになかった雨彦のあの発言もちゃんと説明がつく。本人が迷っているなら言動もブレて当然だ。

雨彦は計算づくで発話して無遠慮な発言は殆どしないタイプだから、あれは相当驚いてたゆえの発言だったんだと思う。

今までは二人のうちどちらかに合わせればよかった、でもなんとなしに自分と同じタイプだろうと踏んでいた北村が変化してしまった。

ならば自分は、人に合わせるのではない場合自分は、どうしたいのか?

雨彦がはじめて「自分」を自覚した瞬間があったのかもしれない。

 

まあその後都築さんの周りのぽやぽや事件で有耶無耶になってしまい、このイベントはそこで終わっている。

 

しかもその直後から激震のオフショット実装とステの着物夫役、加えてサイバネという波状攻撃に晒されて考察の暇が無くなってしまった。ジャズはRだったのもあってわりと見過ごしてる部分も多かったと思う。やられたなー!ひどい!雨彦はいつもそう!探られるボロを出したと思ったらすぐPに色仕掛けする!

全然関係ないですけど他担当Pさんにさんざん「うらやましいけどうちの担当はそういう事絶対しないですね~」って言われてめちゃくちゃ複雑な気持ちです!なんでもっと平和なオフショットにしなかったんだ!ありがとよ!!!!

 

2について

・ジャズの懸念ももちろん含まれるが、これが初めて顔を出したのは年末、陰陽師大戦のストーリー。

チェスの折から何度か繰り返されている想楽からの、雨彦の素性に対する探り。

海賊船などの時にはクリスも加わったがすげなくかわされていた。二人もその返しから「ああ、触れられたくないんだな」と察して大人しく引き下がっている。

だが今回、雨彦はこう返してしまった。

「俺の事はどうでもいいだろう」と。

 

この一件で印象的だったのは、他ユニット担当Pから「かわし方があからさまだった」「雨彦ならもっとスマートに収めるはずでは」と言われた。

 

他Pから見ても引っかかるレベルなのだから、想楽とクリスには相当な違和感が残ったのではないか。

 

きっと結成当初の二人なら「そういうものか」で終わっていたかもしれない。

でも今は違う。ウェディングを経て、クリスマスを(越境なのにユニットまるごと一緒という手の込み方!)経て、少なくとも想楽とクリスは雨彦に対してビジネスライクの関係以上の感情を確実に抱いている。

このへんからは完全に妄想だけど、「僕たち(私たち)が大事に思っている雨彦さんを『どうでもいい』なんて言われたくない」感情があったのではないだろうか。

 

もし次雨彦が同じような、自分を大事にしない発言をしてしまった時、二人が三点リーダーでも反応を見せたらいよいよ表面化してきてしまう気がする。

 

ここまで問題点を話してきたが、何が一番懸念かというと、周年イベントがある。今年。

おととし3月付近にあった雨彦上位は去年引き延ばして7月になった。一年周期になるなら大体周年イベントともローテは合う。

しかも周年イベントはSRがハイジョ、彩、アルテを除いて全員リーダーだ。

関係ないかもしれないけどフランスの四銃士、サイバネ2のメンバーは全員SRになっている。雨彦を除いて。

恐らく一緒にイベントをやるであろうユニットはF-LAGSで、三人とも(担当じゃないので見落としはあるかもしれないごめん)一つ問題は超えている。クリスと想楽は前述の通り。

 

つまり、

5周年イベントで雨彦が上記の問題でレジェが喧嘩になって吹っ切ってからの全員映り込みSRが来たらどうしよう…というやつ。

いやどうしよ~~~!!!!!!!メガホン貯める?買う?ラスパ?がんばろうね雨彦P…ということです。ありがとうございました。

 

あと、これは次元の境目がデロデロになっているPの妄言なのでもう聞き流してくれていいんですけど、315プロのあるモバ世界ではまだレジェはSymphonic Braveを歌えてないのでは・・・?というのがある。

ついでにこれも次元の境目ryだけど、モバ世界のレジェはセカライの「怖かった」という吐露もまだないのではないかと。

こっちの世界のレジェの中の人の言動とモバの三人の言動はそりゃシンクロしてないに決まっているけれど、どう考えてもSymphonic Braveは全員がひとつ問題を乗り越えていないと出てこないしもっと言うと笠間さんからのあの言葉が無ければ出ていない。

あの言葉は多分笠間さんだから言えたことで、モバ世界の雨彦には多分今なお言えない言葉だ。

思わぬところでこちらの世界のレジェはモバよりも一歩先へ進んでしまっている。

だから気が付いていない他Pも多い。

でまあ…いつ歌えるようになるのかなというと…あれも丁度アニバだったので…やっぱ周年イベントなのかなって…

 

全然纏まらなくなったけどまさか担当アイドルの、それも一番ブレなさそうな化け狐みたいな奴がここにきてぐらつきだしたのが怖くて怖くてしょうがなかったので吐き出しました。にわかPなので抜け漏れあったらすいません。雨彦上位がんばります。

 

 【2/25追記】

随分前の記事なのに突然伸びてなんだと思ったらなんだかいろんな人に見てもらえたみたいで嬉しいです。ありがとうございました。

てっきりSideMPには既知の事象だと思ってたので今更私が言語化してもな~くらいの気持ちでした。びっくりしました。

まあこんな事言ってますが全然違ったらどうしようね…ほんとね…

とか言ってたらクリスさんの上位だしまた誕生日二人被ってるしサイドメモリーズの更新日も同じだしレジェPどうなっちゃうの~?

とりあえず私以外の雨彦Pに一人でも多くこれからモバのレジェイベにドキドキしてもらえたらなと思います。死ぬときはみんな死ぬんだよ!