【舞台を見た】うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~Ep.2
過日、フォロワーと推し舞台作品の円盤を持ち寄って対戦する会をした際、フォロワーの推し舞台作品である「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~Ep.2 」を見た。
フォロワーが私の推し舞台作品の感想を即日あげてくれたので、恩に報いるべくというか普通にかなり面白かったので記録を残しておこうと思う。
めっちゃよかったOP
■前提知識
・書いている人はうみねこミリ知ら…ではなく、ミリ知ってるくらいの知識があった。
「ひぐらしのなく頃に」がひと段落したくらいの時にちょうど原作ゲームをやっていたため、うみねこのなく頃にという新作があるらしい、今回は最初から主題歌あってしかも志方あきこさんとあり、
確か初代のOPは聞いてたと思う。
・ゲームは一切プレイできていなかったが、カスの大学生をしていた頃漫画喫茶で漫画版の一部エピソードを読んでいた。
なんだけどその漫画喫茶では何故か巻数が歯抜けになっていて通しで読めたエピソードが一切なく、
ネタバレ覚悟で調べたところ「EP2の中盤~最後」「EP3中盤」「EP4を飛び飛び」を読んでたっぽいことがわかった。
・上記の漫画版のおかげでおおむねの登場人物は把握している。でもそのくらいなのであんまり役には立たなかった。
・片翼の鳥は知ってた。アニメは見てないはずだけど……
・つまり本当にミリ知ってるくらい。結末とか事件の真実とかマジで何も知らない。
■「舞台作品」としての感想
私は中高の多感な時期を演劇部で過ごした人間なので、「うみねこのなく頃に」の感想の前に舞台作品としての話をしたい。
・舞台作品というとオタク的には2.5次元がすぐそばにあるが、この作品はなんとなくそっちというよりも、学生時代に作ったり見たりしていた「演劇」に近しいものを感じた。
二次元作品の舞台は比重としてキャラクター単体の再現度>作品世界観の再現度というか取捨選択結果になる傾向があると思っていて、
役者にしても「キャラになる」ことはあっても「その世界にいるキャラになる」まで至れているケースは珍しいとも思っている。
私は緞帳の中で異なる世界がつくられていく舞台がとても大好きなのだけど、「うみねこのなく頃に」の舞台はまさしくその世界観の形成が見事だった。
キャスパレというのも私は大好きなのだけど(舞台という本来カメラワークがきかないはずの空間でOPみたいな演出をしてくれるのが大好き)、
うみねこのはもはやキャスパレどころかオープニングだった。舞台装置自体はあるにしても照明や音止めなどで一気に物語の世界に引き込んでくれた。
みんな言ってるけどベアトリーチェが出てくるところとかすごいじゃないですか。すごいですよね……めっちゃ好きです。
・ノベルゲー独特というか、うみねこ独自要素としての「赤文字」の演出も一応漫画版で見てはいたけど、スクリーンのみならずの映し方が非常に見事だった。
演出考えた人の頭の柔らかさがすごいなーと思いました。私は照明やってなかったのですがピンスポ一つでも大変だった覚えはあったのであれやってた照明さん?と布セットした黒子さんも本当にすごい。大変だっただろうな……
・群像劇ともあり場面転換が非常に多いにもかかわらず全くストレスなく見れたのも演出というか転換のやり方が工夫されていたおかげだと思っている。
転換の演出ってめっちゃ難しい……多いと特に。見てる側としては同じ転換の仕方(例えば暗転とか)が続くとけっこう気になるんですよね。
紗幕やスクリーンに映す演出もうまく使われていたので3時間の舞台でもそのあたりの不満がなかったのは見事としか言いようがなかったです。
■「うみねこのなく頃に Ep.2」としての感想
・見ていく中でやっぱり演劇的だなと思ったんだけど、それは役者というか登場人物がマジの老若男女そろい踏みだから、というのが一番強い。
使用人の人たちまでモブっぽくなく描かれていて大変良かった。郷田さんすき。
・竜騎士07氏の描く悲惨さというのは本当にマジで悲惨な事態だったというのを思い出した。殺しの手法が碑文のせいもあるけどひどいぜ!
でも舞台で生身の人間が演じてるだけありそのあたりはなんとかなっていて見づらいとか目を逸らさないとやってけないとかもなかったのでありがたかった。
・ベアトリーチェさん、立ち居振る舞いも非常に素晴らしかったのですが笑い方が絶妙に変でよかったです。
この作品を見せてくれたフォロワーはアイドルマスターSideMの牙崎漣Pなのですが、「ベアトちゃんはいじらしくてかわいくて戦人とあそんでほしくてわがままだけど素直ないい子で」と言っていて、
(全く同じ言葉を主語牙崎漣で聞いたな……)と思いました。わかりやすい。
たった一人に振り向いてほしいので気を引こうとしているのに多分向こうから寄ってきてもそんなのお前じゃないって怒るめんどくさいタイプというか。
OPとかで戦人と回る舞台で赤青の照明で一騎打ちしてたところとか。ね。
・うみねこのお話は惨劇の経過とともにその上位層として推理バトルをするベアトと戦人という二つの世界があるわけですが、この切り替えも非常にうまかった。
初見の人でもけっこうこれはわかりやすいんじゃないかな?と思うくらい。
・ベアトが「靴にキスしろ」みたいなこと言うシーンで肖像画のドレスじゃなくて靴がしっかり見えるミニスカの服着てるのちゃっかりすぎる。
戦人に対してはなんか裸になれとかすげーこと言ってたな……あとこの要求だと戦人は逆上してやるって言いそうだな……と思ってたらちゃんとボロ負けして裸になってたのすごかった。
この舞台、「やる」・・・・・・!!!になった。
・物語の構成としてもかなり強気というか、本編というか殺人事件が始まるまでが非常に長いし全体としても3時間という長尺(でも話によると全部ではないらしいですね)で、
それでも客を飽きさせない緩急の付け方と演出、演者の皆さんの熱演で「その世界の物語を見る」ことに存分に浸ることができました。いやーよかった。本当によかった。
お話自体もかなり気になるところだったので、もし今後舞台とかがあれば継続してみてみようと思いました。
■どうでもいいけど どうでもよくねーよ!再演を見てもらいましたの話をかくつもりでしたがフォロワー友人の感想含めたらどうでもよくねーに決まってるだろ!”!!!!
私がこの舞台鑑賞と引き換えに差し出したのはこのブログでも書いた「デストルドー9」の再演でした。見てくれたフォロワーが書いた感想が栄養素たっぷりだったからみんなにも見てほしいので、リンクを張っておきます。yatta-!!!!!!!!!!!!!!!