水底ガムシロップ

世の中わかんないことばっかりだ

【ゲームをした】Return of the Obra Dinn オブラディン号の帰還【考察もあるよ】

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担当アイドルについて考えて勝手に泣いている機会ばかりだったけどここは容量の少ない脳から考えた事を吐き出すブログなので、最近やったゲームの感想を書く。

Return of the Obra Dinnというゲームをやった。めちゃくちゃ面白かった。

 

私は数年前から「みんなで決めるゲーム音楽ベスト~」という企画を不定期に覗いている。

この世にあるゲーム音楽ほぼすべてが対象となり、誰でも参加できる投票企画のためそれはもう古今東西いろいろなところから逸材が飛び出してくる。そこでこのゲームの音楽の一つ「Soldier of the Sea」と出会い、現代のゲームとは一線を画す鮮烈な静止画と重厚な世界観を予想させるシリアスな音楽に興味を惹かれたのがそもそもだった。

 

総評としては、

・難易度が程よく難しくて良かった。言語をググったり調査したりメモしたりと本格的な推理が何度も楽しめて、非常に充実した時間を過ごせた。

・群像劇・ファンタジーの入り混じった現実世界・隙間を埋める想像のどれかが好きならやって損はしない。

・慣れるまで3D酔いが大変だと思う。私はSwitchの本体画面プレイでしたが、煙を追う動作が無くなった二日目からは大丈夫になりました。

 

 

■私が保険調査官だ

物語は動画の通り、1803年にイギリスから出発し喜望峰へ行く途中で消息を絶った「オブラディン号」という商船が4年という歳月を経て突如、生存者ゼロの状態で港に帰還したところから始まる。主人公は保険調査員として、乗船していた人間60人の安否と死因を調べあげるためオブラディン号に乗り込む、というもの。

こういった所謂推理ゲームというのはおおむねヒントがちりばめられていて、それを主人公が「おや、これはおかしいな」とか「これとこれが…」とか勝手にしゃべりだして進展するものも多い。私はよくそれに助けられていたアホなのでわかる。

だがこのゲームの主人公は最初船に乗りつける際水夫に一言二言物申す程度で、ゲームパートでは台詞は絶無だ。同製作者の「Papers,Please」では多少人柄が窺える台詞が点在していたのもあるが、本当に喋らない。 

つまりこれ、主人公とプレイヤーの同化率がものすごく高いのだ。主人公が勝手に考えたり歩き出したり手記を埋めたりする事は一切なく、すべての行動と思考をプレイヤーに委ねている。このゲームにおける没入感の高さはここに起因する。

もちろんメメント・モーテム(動画で出てくる髑髏の懐中時計のこと)も推理が合ってた時のドゥン!も勝手に内容が書き足されていくヤバい手記もオブラディン号が出会ったあんな生き物やこんな生き物も私たちの世界には存在しないはずだが、そんなファンタジー要素を包んでなお、ひたすら終わった出来事に干渉する事すらできずに追憶をし続ける事であの世界に夢中になれる。これは手放しですごいなあと思った。

 

■誰も助けてくれない

まあその、物事には裏表があって、実際上述した通り主人公は水夫をほっぽって時間無制限の死体調査ができる。これが何を意味するかというと、助け船がないのだ。

いやもちろん救済措置はある。不思議な力で「写真と人物名、死因、他殺の場合は犯人」を三名分正しく埋めると合ってるよ、という返事が返ってきてそこのメモ書きが手記に実際書き写されていくものだ。

でもオブラディン号に乗船していた人は全部で60人だ。それも船長や専用の制服を着ている人、一人しかいない役職の人たちなんて半分以下で、あてずっぽうに入れるにしてもそもそも最初の方はアタリすらつかない。総当たり戦が選択肢から零れ落ちるくらいの物量なのだ。

推理系ゲームでいつもあまり考えられず、選択肢総当たりをよくやっていた私はもう見事なくらいの大苦戦を強いられた。三日目にしてノートとペンで必死にメモしだしてやっと推理が軌道に乗ったくらいだ。

加えてゲームの方では「何が」推理の材料になるのかを詳細に明示してくれない。つまりそれはメメント・モーテムによる死の瞬間の追憶だけでなく、現実世界のとある部屋にあるものだったり、とある国籍の民族はこういった外見特徴がある、という知識が必要になる事を事前に知らせてはくれないのだ。

これは私がゲームをする上で想像力が足りなかったのも一因としてあるが、まさか素面での国籍や民族知識などが必要になるとは想像もできなかった。なんかこう、馬鹿専用チュートリアルみたいなのがあればよかった気もするけど、それに当て嵌まる人がいっぱいいたわけでもないのでやっぱりできるところから埋めていく基本を遂行する力と、それに耐えられずに答えを探してしまう根気の無さのせめぎ合いに負けた私が悪いような気がしてきた。

 

■没入感を彩るBGM・音

メメント・モーテムによる死の瞬間への来訪は、二度目以降時間無制限で行える。この時調査を飽きることなく実施できる要因にBGMがあると思っている。目立ち過ぎず、さりとて存在感はしっかりしていて、曲の途中の無音になる部分に強い「世界観」の息吹を感じさせるような。サントラ買いました。

静かだが破滅を予期させる音楽の元、ただひとり靴音を響かせその瞬間を訪れる体験はとても鮮烈に記憶に残る。

 

そして音といえば、死の瞬間の再生時に流れる肉声でのやりとりだ。これは日本語ローカライズ版でもそのままの言語で、台詞のみ日本語テキストで綴られている。

最初は何故…聞き取りもできないし聞き分けもできない…と思っていたのだがこれも推理の材料だったので、すべて日本語ボイスにしてしまったら大切なヒントが隠れてしまう。むしろローカライズ周りを担当した方々は本当に丁寧な仕事をしていたと思う。

 

 

■君の手で確かめろ

前述した通りこのゲームにはほぼ確実にノートとメモが必要になる。

それはゲーム内の手記には選択肢で選べるもの以外書き込むことができず、追想した場面に「いた人間」は記録されるが「この人がどこで何をしていたか」は一切記録されないからだ。それがおおよそ60人分。これを全て記憶できるのは多分頭にパソコンが入ってる人だけなので、何かしらの手段で残さないといけない。

しかもこのゲームはそもそも死体を発見してその死の瞬間を追想していく流れになるため、一通り死体を見つけていく順番はオブラディン号の物語とまるで符合しない。

全ての死体を確認し終えた後、水夫に呼び止められてあなたはハッとするだろう。何もわからなすぎて。

この船の辿った物語は人ひとりにスポットを当てていったり、手記の順番通りに追想をしたりを繰り返しメモをとりまくるうちにようやく輪郭が見えてくる。

だが60人全員の安否と名前を当てても全貌がゲーム内に明示される事はない。結局のところ死体の死の瞬間は全てが一続きではないため、空白の部分がどうしてもある。そういったところをきっちり1から100まで提示しないのを不服に思う人は、多分このゲームの顧客ではないと思う。

目に映る記憶はどれも群像劇として非常に優秀な出来で、その時まで様々な人生を歩んできた多国籍の人間たちが己の考えのもとに行動をしているのが重なりあった様は独特の美しさとカタルシスがあり、真相を究明したいという心への火を放つ。

良くも悪くも人間味に溢れる彼らが何を畏れ、何を想い、何故殺し、殺されたのか。残された手記まで巻き込んで、オブラディン号の物語に思いを馳せる。この時間はとても充実していた。本当に楽しかった。

 

 

 

 

で、取引の章まで読み切った後もちもち調べなおしたりネットにある考察読んだりなんだりしたので、その記録を残しておきたい。ネタバレなのでゲームやりたい人はクリアしてから見てね。

 

 

 

※ネットで見た考察も併せながら調べなおしたので、説がドっ被りしてても許してください。考察部分は水色にしました。

 

フォルモサ王族の目的とは?

・貝を取りに来たのか、返しにきたのか

オブラディン号はイギリス南端を出発してアフリカ大陸南の喜望峰に向かう航路だった。つまりフォルモサの人たちはオブラディン号乗船前にイギリスにいた事になる。何をしにわざわざイギリスにいたのか。

 

一番の目的候補としてあるのは「例の貝殻(と水銀入りの箱)」なのだが、そもそもこれを「取りに行った帰り」なのか「返しに行く途上」なのかが判然としない。というかその二択ですらない可能性もある。

 

取引の章で人魚がマーティンの言葉(オブラディン号の帰還)を叶えたと仮定するならば、あの貝殻は人魚の祝福を受けられる尊い価値ある宝物であるはずだ。そもそもリムたちが何故貝殻を求めたのかも、そのあたりが遠因にありそうな気はする。

 

フォルモサの人たちが持っていた貝殻はニコルズ達により海へ持ち出され、

海上で「その貝殻の元々の持ち主(一人だけ貝殻をもっていないのが明示されている)」と思しき人魚とその一味に襲撃される。

帰ってきてしまった人魚と貝殻はまたしても引き剝がされ倉庫に叩き込まれる。

そして取引の章でマーティンによって貝殻を取り戻し、海へと帰った。

 

この流れのみで考えると、どちらかと言えば前者の「貝殻を取って、自国に持ち帰る途中」なのではと思える。

返しにきたのならつまりそれは随分前に取りに行ったことになって、ピンポイントで貝殻を盗られた人魚本人が見つけて襲ってくるのは難しい気がするしなんでそもそも返しに来たのかもわからなくなる。

「貝殻を盗られてから、追いつくまで」の時間が短い方が現状持てる情報のみでの辻褄は合う。

 

・それにしては

もし「貝殻を取って(=あの人魚から奪って)、自国に持ち帰る途中」なのだとしたらひとつ疑問がある。オブラディン号に乗船したフォルモサの人々は全部で4人。人がいなさすぎではないか。あと王族にしてはつつましすぎやしないか。

人魚の戦闘能力はご覧のごとくで警備兵二人が無傷で立ち回ってなんとかなるものとは到底思えない。ラウはともかく、タンはニコルズに殴られて倒れているところからしても超絶強い!というわけではなさそう。

そうなると一番妥当なのは「貝殻を取りに行く時はとってもたくさん人がいたんだけど、貝殻一つとるまでに4人まで減ってしまいました」というパターンではなかろうか。これは全然証拠ないので妄想だが。

王族なのに商船に乗るというのも違和感があったが、自前の船もやられてしまったか、人魚に覚えられて使えなくなったとかならそこそこ納得はいく。

もし仮説が正しいとしたならば、命からがら逃げだし人魚に怯えながら本国に帰ろうとしていたフォルモサの人たちにとってニコルズ一派は相当な悪魔に映っただろう。

 

■ニコルズの脱走計画について

・いつごろ計画を立案したのか?

みんな大好き小物中の小物航海士ニコルズ。

そもそも彼はいつごろフォルモサの王族…の宝、貝殻と箱を盗み出そうと計画していたのだろうか。

彼の役職は二等航海士で、事前に名簿を見る事はできたかもしれない。

だがそこに宝があるかはきっとわからない。その時点で計画を持っていた線はないと思う。そんなに頭がいい人には見えないし。

流れとしては

夜、フォルモサのところでタンをぶん殴って気絶させて物色

→ヌーツィオに見つかったので殺害

→二等航海士の権力で通訳にわざと誤訳させ、ラウに罪をなすりつけて殺害

→船でフォルモサの人たちごと脱走

という感じだったはずなので、多分物色していていいものがあったから、くらいの浅はかさだったのではなかろうか。

それにしても、二等航海士という役職はそんなに簡単になれるものではないはずだ。他の航海士たちはあんなにも真面目に職務を全うしているのに、何故彼だけこんないい加減かつ向こう見ずな事になってしまったのか。全然その辺は分からない。

 

・何故タンを連れて行かなかったのか?&ラウを殺したのか

この二人は槍持ちの警備兵っぽい格好だ。つまり戦闘力もそれなりあると思われる。

ニコルズは恐らく人魚の話は一切知らなくて、宝を持って脱走したい!→途中でデカくて強い男に邪魔されるかもしれないからそいつらは置いてこう!という発想だったのが一番可能性としては高そうな気がする。

結果的に逃げ帰ってきたニコルズは浅慮のまま置いてきたタンにぶっ殺されるわけですが。そらそうだ。

 

 

 ■謎多きフィリップ・ダール

恐らく作中で最もよくわからん人物。そもそも動き自体が全然ないという。

 

・何故ジョンを殺したのか

彼が「Ⅷ.取引」以外で唯一クローズアップされているのはⅤ(呪われた獲物)ー4、人魚を運んでいたジョン・ネーブルスの死のシーンだ。

ここが非常に難解で、調べると

①ジョンは右足が近くにない状態(「右足は?」とエバンズ医師に言われている)→死体のあった場所にあった二本の物体が右足の一部である可能性がある。

②シーンから見るに、死の直前に切られたわけではない。

③Ⅴ-3(人魚を運んでいた時にバランスを崩した)では人魚を運んでいる様子があったが、4では人魚が見当たらず、階段付近には最後の荷物であろう箱を下ろしている様子が見える。→人魚は3と4の間に貨物甲板の端にある生け簀にぶち込まれた事になる。

④生け簀の反対側にある階段(人魚を運んできた階段)から、生け簀に向かって微量の血痕がある。ジョンの周りには夥しい量の血があるため、切られたジョンが移動し続けた痕とは考えにくい。また同時期に斬られた船員もいない為剣はジョン急襲時からジョンの近くに捨てられていた可能性が高い。→返り血がついたフィリップの軌跡?

 

以上より、フィリップがジョンを切った状況付近の出来事は、

 

フィリップ、帰ってきた人魚が生け簀まで運ばれると知るや否や船首側階段で貨物甲板まで猛ダッシュ(Ⅴー2)

人魚第一便の持ち手だったジョン、貨物甲板までついたところで反対側から来たフィリップに剣で足を斬られる

ジョンはその場で倒れる。剣も捨てられる。恐らく騒ぎになるので船長、一等航海士たちが気が付き駆け下りてくる。その間も運ぼうとする船員たちに素手で掴みかかったり止めようとするフィリップ。

船長やエバンズ医師たちが追い付いてフィリップを抑え込む。人魚たちはそのまま生け簀へ。

Ⅴ-4のシーン

 

ではないかと推測される。

 

・乱心の種

で、問題になるのが「何故フィリップはそんなまでして人魚の生け簀行を止めようとしたのか?」なのだが、これは材料が少なすぎるので妄想しかできない。

フィリップは帰ってきたニコルズをタンが撃ち殺す瞬間甲板に居合わせている。そこでの光景を見たから「人魚を海に帰さないと全員死ぬ」という考えになった、としか考えられない。あの人フィンランドの人でフォルモサ人じゃないので元からその知識があった線もないし。

結果的に正しい思想になった起因が何なのかは一切わからない。だがその後取引の章でフィリップはおかしな声で水銀から貝殻を取り出して絶命しているところからしても、何か人魚側の思考に憑りつかれたような状態だったのではないだろうか。

 

 

■マーティン・ペロットの航路

 

・何故マーティンは人魚を逃がそうとしたのか

取引の章は謎が多い。こちらはマーティンに焦点を絞って考察をする。

 

取引の章はクラーケン襲来と時間軸が多少被っている。

具体的にはⅦ(破滅)ー8でアビゲイルが死んだ際、近くにマーティンがいたのと、クラーケンが健在なのでこの時はⅧ(取引)-2、3で船長が二体目の人魚を殺している前後。

事実から言えば、Ⅷ-3で二体目の人魚を殺した時点でクラーケンは去っていた。船長の願いを叶えた瞬間殺されたのはなんだかやるせないが、とにかく因果関係はそうっぽいのだ。Ⅷ-4は船も静かになっているし。

クラーケンは去った、それなのになぜマーティンは残った人魚を逃がそうとしたのか?

これも妄想が多分に含まれる話なのだが単純にこれ以上変な生き物が襲ってくる可能性を排除したかったから、ではないだろうか。

これまでオブラディン号に来た生き物を考えると、人魚(ぐったりしてたのに攻撃してきた)→蟹(叩いても撃ってもダメ)→クラーケン(何してもダメ)で、死人も滅茶苦茶な勢いで出ている。

二匹の人魚を殺したとしても、一匹残っていたら次何を呼ぶかわかったものではない。船長は勇敢かつ非情にも殺害という手段に出たが、マーティンは恐らく温厚なタイプの人間だ。向こうを怒らせない事を念頭に置くなら、確かに逃がすという手段を取りそうな気がする。

他の人の考察で「これで安心して母港に戻れる(ルート的にはもうUターンしていたから)」という意味でのあの発言が、逃がされる人魚に願いと受け取られ、奇しくもマーティンの想像していた帰還が果たされなかったオブラディン号を4年かけて港に戻す原動力となった、という説があってすごい!と唸った。そういう受け取り方の違いがゲームにおける一番大事な所を形作られた因果の根本なのかと思うとちょっとドキドキした。

 

 

 

エバンズ医師のこと

・何故猿を殺したのか

メメント・モーテムの試運転、という説が一番強いと思った。

エバンズ、最終的にボートで脱出しているわけだが突発的な発想ではない事が窺える。他の人員が反乱を企てる前のタイミングで確実に脱出計画を立案し、周囲を説得しているはず。それが何故できて、更にはポールやマーティンをはじめとした極力まともな協力者を得られていたか?

医師であるゆえの聡明さもあろうが、それだけではない。恐らく説得の材料として既にメメント・モーテムが使用されていたのではないだろうか。

死の瞬間を見せ、限りなく確実な証拠として、反乱と終焉の予兆をあぶりだす。フィリップとは別の方向から、この船の行く末を知覚させた。

もう少し想像を膨らませて言えば、Ⅶー1で脱出しようとしていた事務長ダンカンたち一行にも、何かしら吹き込んで、脱出時のリスク確認に利用した可能性もあるのではなかろうか。

 

メメント・モーテムを使えば、死んだ瞬間の映像を他者に見せられる。

60人の安否を他者に見せるためには、鍵のかかった倉庫も含める必要がある。

彼はⅧ-5で、二体の人魚の死体・横にはマーティンとフィリップの死体がある事を知った上で猿を放り込んで殺し、手を回収した。

後に誰かがこの船の行く末を全て追想し突き止め、不可思議な生き物たちに対してもあざ笑うことなく真摯に受け止めてくれる事が分かったその時に、オブラディン号が帰還するに至った経緯を教える意図だったのではなかろうか。

 

…だが、エバンズ医師はそこまで見越した上で、脱出の前、先を見据えそういった行動をしていたのだとすると、なんかめちゃくちゃヤバい人にも思えてくる。そもそもメメント・モーテムを持っててきっちり活用している時点であまり倫理的な人ではなさそうな気もする。先見の明がありすぎる人は得てして理解されない節があるが、彼もその一人だったのではないだろうか。

 

 ■おわりに

ゲームの時間はそこまででもないのにこんなに文章書くことになるとは思わなかった。考察が大変捗る上に書いてもそんなにのけものにされない作品が好きなので楽しかったです。違っててもおこらないでください。